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6月2日に発売されましたNEWマイペン・マイペンαについて、ご紹介いたします。今回、マイペンの開発コンセプトは「ペンで描くような使い心地」。
今までのニクロム線を曲げたペン先だと、筆圧が強いと曲がってしまったり、綺麗な点描ができなかったり、いろいろと悩まれていたかと思います。
手軽にウッドバーニングを楽しめるように、それらの悩みを解決すべく、今までとまったく違う方式で開発しました。


ペン先交換も簡単になりました。専用工具を使わない着脱方式。あの紛失しがちだった小さなネジに悩まされることは無くなりました。付属の引き抜きパッドを使ってまっすぐペンを引き抜いてください。
※ペン先の着脱は電源を切ってから行いましょう! ペン先は蓄熱しているままなので、すぐ冷えることはありません。くれぐれも注意してください。ペンの構造
電源スイッチについて
NEWマイペン(FD200-01) |
マイペン α(FD210-01) |
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電源ONして、赤のLEDランプが点灯すると使用できます。 ランプが点灯しないと、まだ温度が達してない状態です。 |
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マイペンαの場合は側面にある電源スイッチを入れるとLEDランプが点灯し続けます。 温度レンジは室温から約500度。彫金のロストワックスやバードカービングにも使用できます。ウッドバーニングで濃く焦がす場合は目盛の8~10が適温です。 |
電源スイッチについて
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B型タイプのペン先の比較サンプルです。T21-B05,T21-B1の品番は、先端の丸みを表わします。 数字が大きいほど丸みも大きくなります。(単位はmm)
※従来のペン先と違い、円錐型なので線を引く時に方向性を気にする必要がありません。 点描もキレイな●に仕上がります。 |
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オプションペン先T21-D45の場合 |
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シナベニア板に押し当てたり、ゆっくり滑らしたり、カーブを描いたり、ローリングしたりしてみました。板に引っかからないので、ムラ無く淡い感じでバーニングすることができます。 使い方次第で、今までのマイペンとは違った表現ができるかと思います。 従来のマイペン、WINGで慣れていらっしゃる方は、最初は違和感があるとおもいますが、NEWマイペン、マイペンαで作品の幅が広がり、バーニングの輪が広がれれば、幸いです。 |
マイペン
品名 | 品番 | セット内容 |
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FD200-01 | マイペン、引き抜きパッド、ペン先(T21-B1)、取り扱い説明書 |
マイペン α
品名 | 品番 | セット内容 |
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FD210-01 | マイペン アルファ、ペン組品、引き抜きパッド、ペン先2種(T21-B1、T21-K8)、ペンスタンド、取扱説明書、登録書(3年保証) |
マイペンαで実演
6月2日~8日 大阪難波高島屋にて、「夏のクラフト作家展」に参加しました。会場では新発売のマイペンαを使った実演で、大河ドラマの主人公やペットをモチーフにした作品を描きました。写真の作品は付属の1mmのペン先(T21-B1)のみで描いています。 マイペンαは微妙な温度調節が可能なので、ペン先をスポンジで冷やしながら描く手間が無く、また1日ほぼ10時間近く使い続けましたが手元が熱くなったりペン先の温度が下がったりもせず安定して描くことが出来ました。ペン先の形状が丸いので、大きさのそろった点描が初心者の方でも描きやすいと思います。人物の皮膚の細かい点描表現は、ダイヤル4~5で何度も重ね、濃い部分は9~10でゆっくりと点を置いていきます。ペン先のヤニはどうしてもつくので、800番程度のやすりで軽く磨いて取ります。 注意点は、スイッチを入れてからペン先の温度が上がるまでしばらく待つこと、やけどや事故を防ぐため、ペンを休ませる時は必ず付属のスタンドに立てること、でしょうか。スイッチを切ってもすぐには冷めないので、お子様やペットには十分気をつけてバーニングライフをお楽しみください。 |
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